Binanceアプリの2つのモード
Binanceアプリは2つの別々のアプリではなく、1つのアプリ内で2つの異なるインターフェースモードを提供しています。Lite(簡易)モードとPro(専門)モードです。この2つのモードはいつでも切り替え可能で、再インストールや再ログインは不要です。
Liteモードは仮想通貨の初心者向けで、画面はすっきりとしたデザインで、最も基本的な機能のみ残し、複雑なチャートや高度な取引ツールは非表示になっています。「仮想通貨の売買をネットショッピングのように簡単にする」というコンセプトです。
Proモードはある程度の経験を持つトレーダー向けで、完全なローソク足チャート、テクニカル分析ツール、多種類の注文タイプ、そしてBinanceのすべての機能を利用できます。画面の情報量が多く、初心者には圧倒的に感じるかもしれません。
Liteは「入門版」、Proは「完全版」と考えるとわかりやすいでしょう。Liteはproの簡略版であり、どちらも同じアカウント・同じ取引システムに接続されています。
Liteモードの特徴
シンプルで直感的なインターフェース。 Liteモードのホーム画面は非常にすっきりしており、主に保有する暗号資産の概要やおすすめ通貨が表示されます。びっしりとしたチャートやデータはなく、見ていてストレスを感じません。
ワンタップ売買機能。 仮想通貨の購入操作は極限まで簡略化されています。購入したい通貨を選択 → いくら使うか入力 → 購入を確認。現在の市場価格で自動的に約定します。売却も同様にシンプルです。
対応機能の範囲。 Liteモードは主に以下の機能をサポートしています:
- 現物売買(ワンタップ操作)
- P2P取引(法定通貨での売買)
- 資産の閲覧・管理
- 入金・出金
- 基本的な市場情報の閲覧
非対応の機能。 以下の機能はLiteモードでは通常利用できないか非表示になっています:
- ローソク足チャートとテクニカル分析ツール
- 指値注文、ストップ注文などの高度な注文タイプ
- 先物取引
- レバレッジ取引
- グリッドトレードなどの自動売買ツール
- 詳細な板情報
Proモードの特徴
完全な取引インターフェース。 Proモードの取引画面は完全なローソク足チャートを備え、複数の時間軸(1分足から月足まで)と各種テクニカル指標(MA、EMA、MACD、RSI、ボリンジャーバンドなど)に対応。プロトレーダーのようなテクニカル分析が可能です。
多種類の注文タイプ。 Proモードでは以下をサポート:
- 成行注文:現在の市場価格で即座に約定
- 指値注文:目標価格を設定し、到達時に自動約定
- ストップリミット注文:損切り価格を設定したリスク管理用
- OCO注文:利食いと損切りを同時に設定
- トレーリングストップ注文:損切り価格が市場に追随して自動調整
全機能のアンロック。 Proモードではbinanceのすべての機能が利用可能:
- 現物取引(フル機能)
- 先物取引(USDT建て・コイン建て)
- レバレッジ取引
- Binanceアーン(Earn)
- Launchpad/Launchpool
- Binance NFTマーケット
- グリッドトレードなど自動売買ツール
- API管理
板情報。 Proモードの取引画面にはオーダーブック(板)が表示され、各価格帯にどれだけの買い注文・売り注文があるかを確認できます。市場の需給関係を判断するのに役立ちます。
初心者はどちらから始めるべきか
初めて仮想通貨取引に触れるなら、迷わずLiteモードから始めましょう。その理由は以下の通りです。
学習のハードルを下げる。 仮想通貨取引には既に十分すぎるほど新しい概念を学ぶ必要があります。最初から画面いっぱいのチャートやデータに向き合う必要はありません。Liteモードでまず基本的な売買の流れに慣れ、自信をつけましょう。
ミスの可能性を減らす。 Proモードの高度な注文タイプは、その仕組みを理解せずに使うと思わぬ損失を招く可能性があります。例えば先物取引のレバレッジの仕組みを理解しないまま操作すると、数分で資金の大半を失うこともあります。
基本的なニーズは満たせる。 初心者にとっての主なニーズは「仮想通貨を購入して保有すること」です。このニーズはLiteモードで完全にカバーでき、最初からProモードの情報の洪水に身を投じる必要はありません。
Proモードに切り替えるタイミング
以下の条件を満たしたら、Proモードへの切り替えを検討しましょう。
基本概念を理解している。 指値注文と成行注文の違い、ローソク足チャートの基本構成、仮想通貨市場の仕組みについて基本的な知識がある状態。
取引ニーズがレベルアップした。 単純なワンタップ売買では物足りなくなり、特定の価格で購入・売却したい、損切りを設定してリスクを管理したい、テクニカル指標を参考にトレード判断をしたいと感じるようになった時。
より多くの機能を使いたい。 Binanceアーン、Launchpadの新規上場トークンセール、先物取引(慎重に)などに参加したい場合、Proモードでの操作が必要です。
Proモードに切り替えた後も、すべての機能を一度に覚える必要はありません。まずは基本的な現物指値注文から始め、徐々に他の機能を探索していきましょう。
2つのモードを切り替える方法
切り替え操作は非常にシンプルです。
- Binanceアプリを開く
- 左上のアイコンまたはメニューアイコンをタップ
- メニュー内の「Lite」/「Pro」の切り替えオプション(通常トグルスイッチまたは切り替えボタンとして表示)を探す
- タップして切り替え
切り替えは即座に反映され、リロードやアプリの再起動は不要です。いつでも2つのモード間を自由に行き来でき、アカウント、資産、取引履歴には一切影響しません。
一部のユーザーの使い方として、日常の素早い売買にはLiteモード(操作が迅速)、テクニカル分析や特殊な注文が必要な時にProモードに切り替えるというスタイルも完全に有効です。
どちらのモードを使っても、バイナンス公式から登録した場合の手数料リベートは有効です。2つのモードは画面の表示方法が異なるだけで、取引エンジンと手数料体系は完全に同じです。